当山について
お堂・仏像紹介
当山について
お堂・仏像紹介
屋根は一枚岩と一体を成し、古来跎々鬼羅(ダダキラ)岩窟と呼ばれる岩窟に建てられた欅造りの本堂です。
中央に御本尊馬頭観世音菩薩(秘仏)、左に十一面観世音菩薩、子安観世音菩薩、右に弘法大師をお祀り致しております。御本尊馬頭観世音菩薩は、鎌倉時代の有名なる大佛師安阿彌快慶師の作と伝えられ、12年に1度、午年の旧暦初午日のみ御開帳が行われております。
中央に不動明王、脇には矜羯羅童子と制多迦童子をお祀りし、毎月18日、28日には護摩祈祷を修法致します。
種々の煩悩を切り払い、迷いの道に陥らんとする衆生を救ってくださいます。
当山開祖役の行者「神変大菩薩像」。
役の行者1300年の御遠忌を記念して建立されました。総高4メートルの日本最大級の尊像です。脇には前鬼・後鬼をお祀りし、階段は近畿36不動お砂踏み霊場となっています。
役の行者によって開かれた修験行場で、瀧王・祇園・八幡をお祀りし、別名「お瀧大権現」と呼ばれています。
霊山の清水を集め瀧なすたたずまいは1300年の歴史を感じさせ、南紀熊野ジオパークのジオサイトに指定されています。
本堂再建30周年と令和新元号改元を記念して建立されました。総高は約6メートル、重さは11トン。1つの石から造られた石像としては紀南地方屈指の大観音像です。
男女の縁・金縁・良い人材を得る縁・商売の縁などあらゆるご縁を叶えてくだる神様です。松栄明神・白栄明神・妙白明神をお祀り致しております。このハート型のタフォニを見つけられた方はご縁を授かると伝えられています。
堂内には約250体の大黒天像をお祀り致しております。
この像は南方熊楠翁の娘婿で元日本大学教授故岡本清造博士が御寄進されたもので、中には南方熊楠翁所蔵であった像も含まれております。
中央には三面大黒天をお祀りし、毎年4月10日に御開帳が行われております。
子授け・安産・子供無事成長を御守りくだり、また不幸にしてこの世に生まれることの出来なかった水子の霊を母の大いなる愛で包んでくだるお観音様です。
ご依頼により貴家の水子像を建立し、お供養致します。
恵比須・大黒・福の神で知られる恵比須神。
昭和28年、西宮市にある西宮神社より恵比須神の御分霊を受け建立されました。平成14年の御本尊様御開帳記念事業として表参道から東参道へ場所を移し再建。
毎年、十日戎には多くの信者、参拝者様がお参りされます。
七福神中紅一点、手に琵琶を奏られる美しい女神で本来は水の神様ですが、水の流れる音が音楽を意味し、湧き出る水が智慧を象徴し智慧や技芸、才能を伸ばす守護神、また財宝をつかさどる仏様として信仰されています。
毎年11月3日に御開帳が行われております。
小栗判官治癒の霊水として伝えられる「薬師水」。特にあざ・いぼ等の除去に霊験があらたかとしてこの水を求めて参拝する人はあとを絶ちません。真夏ですら決してかれることもなく、不思議は今に伝えられています。
平成3年11月に建立された鐘楼になります。
口径2尺8寸、重さ1トンあり、紀南地方で最大級の吊鐘です。
毎年、大晦日の除夜の鐘は参拝者の方で長蛇の列ができ、賑わいます。
開運厄除けの鐘を撞いて幸運をお授かりください。
中央に馬頭観世音菩薩、左に聖観音、右に弘法大師をお祀り致しております。この馬頭観世音菩薩は別名政和馬頭観音と呼ばれ、故楽本安吉氏が大正6年、北海道幌加内町政和に入植の際に当山御本尊馬頭観世音菩薩の御分身を受け、北海道政和の地に奉祀した観音菩薩になります。平成9年7月に勧請80周年記念祭を機に当山へ奉還されました。現在では月に1度写経会、絵写経会を開催しております。
祈願した新鮮無垢のかわらけに自分の思いを込めて投げると病気・災難・不幸・心の悩みなどを捨てて新しい精神生活に踏み出すことができると伝えられています。
360度絶景のパノラマが楽しめる展望台です。
展望台からは田辺湾や紀伊水道、紀州の連山を一望することができます。
その他にも様々な神仏が参拝者皆様をお迎えをしてくださいます